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ポストコロナ時代のバケーションレンタル

OL生活から一転、民泊経営の起業家となった新美明菜さん。2014年、北海道の自宅で一人で始めた事業を小規模ビジネスセミナーへと展開し、Airbnb日本法人から業務委託を受け、正式に北海道のアンバサダーとしてセミナーを主催。そんなシンデレラストーリーを歩む新美さんは、現在海外との二拠点生活を視野に入れた新しいライフスタイルに舵を切ります。彼女が描く、ポストコロナのバケーションレンタルの魅力について、創業時から現在に至るまでのお話をうかがいました。

北海道で、女性経営者として民泊を始めたきっかけ

a-style取締役社長 新美明菜さん(右)

私はいくつかの仕事を経験したのち、最終的にはコールセンターでのお仕事を退職して民泊運営を始めました。元々、いずれ経営者になりたいな、起業したいなという思いが漠然とあって、機を伺っていました。OL時代は「絶対この仕事を最後にして、独立しよう」という思いが募っていて、様々な勉強をしていました。独立志望仲間にも恵まれ、彼らと多岐にわたる話題を話し、仕事を検討するうちに「民泊事業」に強い魅力を感じていました。

Airbnbで独立したきっかけ

a-style取締役社長 新美明菜さん

私が独立を決心して、民泊事業に興味を持ち、いろいろな事業を検討していた2014年当時、Airbnbの情報は殆ど世の中に出回っていませんでした。Airbnbに出会ったのも、たまたまFacebookで見かけて興味を持ったのがきっかけ。当時ひとり暮らしをしていた家にモノが少なかったので、貸し出しを始めてみるところからやろう、と決心しました。

新美さんが最初にAirbnbに登録した札幌のお部屋

最初、Airbnbに登録をして、部屋の写真を撮ってサイトにアップした当日に最初のお客さんからメッセージが来てびっくりしたことを覚えています。メッセージも英語だったので、はじめはちょっと怖かったです。
当時は周りに誰もやっている人が居なかったし、やめ方さえもわからなかったから、英語が殆どわからないにもかかわらず調べて返信していました。ひとつのメッセージに2時間ぐらいかけてお返事を書いていたことを思い出します。
2014年当初はそんな感じで、行き当たりばったりで民泊を開始。始めたからには、今更後に引き返せない感じもあり、元々高まっていた独立心も後押しして、この事業を頑張ってみることにしました。

ビギナーに向けてセミナーを開催

セミナー開催時のa-style取締役社長 新美明菜さん

始めた時期もAirbnbの黎明期で、自分自身もわからないことが沢山ありました。その時思ったのは、「初心者向けのセミナーを開催すればきっと聞いてくれる人が居るはず!」そういう気持ちで少人数で身内の人に向けて発信をしていたんです。発信するということを何度も繰り返しているうち、勉強して学んだことも増えてき、頻繁にAirbnbのセミナーも自主開催していました。
当時の参加者は、外国人に興味がある人もいれば、ホームステイに興味がある人もいたし、自宅が空いている部屋があるので活用したい人、空き部屋を抱えた不動産のオーナーなど、様々な参加者がいました。

自主開催セミナーがAirbnbの本社の目に留まる

セミナーを複数回開催しているうちに、Airbnbの本社の方に私の取り組みが目に留まり、北海道のAirbnbの業務を任されていた会社がセミナーの存在を知り、訪れてくれました。はじめは、怒られるのかな?と思いましたが、正式にオファーをいただきその委託会社とセミナーを協業し、Airbnb北海道担当として仕事をして欲しいと言われたのです。

会社を辞め、自由な人生を駆ける

Photo by ODAN-NET

当時こなしていたルーティンワークのOL生活。それを早く脱したくて、ダブルワークでがむしゃらにやっていました。仕事自体はこれを逃したら後がないという気持ちで、大きなチャンスをしっかりとつかんでいこうという思いで、OL勤めの会社を辞めました。

Airbnbで自由な時間とお金が増える

新美さんが2017年に開催したセミナー

時間の使い方が変わり、朝遅く起きてもいい生活になったので、状況は一変しました。
Airbnbとの業務委託契約の終了後、役目を終えたとはいえ、
いつしか私は北海道の地元でAirbnbの担当者として有名になっている手ごたえもありました。会社に戻るよりはこのまま独立してやっていった方がいいんじゃないか?という感じになったので、引き続き自営業でAirbnbのコンサルティング業を開始。それが独立のパート2、新たなスタートです。
Airbnbから直接業務委託を請け負っていた時代には成し遂げられないような、営業活動もすることができました。セミナーも個人で開催し、そちらの収益も期待できるようになったので、収入が増えました

Airbnbを知り、働く価値観が変わる

Photo by ODAN-NET

私は高卒で、正社員として働いたことがなく、お金と生活のためだけに仕事を続けてきました。しかし、起業を目指す仲間にはそんなマインドで仕事がしたいと思っている人は誰もいなかったし、私も独立するからには楽しくやりがいを持って働きたいなと思っていました。
人が喜んでくれるというシーンに関わるお仕事がしたかったし、1日で1ヵ月分の給料を稼ぐような高単価な仕事にも憧れを持っていました。実際にAirbnbの仕事を始めてからは、それが夢ではないことが分かりました。実際OL時代より収入面も増えたので、家族にプレゼントを買ってあげる機会なども持てるようになり、生活に余裕が生まれてきました

コロナ禍からポストコロナへ

Photo by ODAN-NET

民泊事業者にとって、コロナ禍でお客さんの動きが停滞している時期は、とてもつらい時期でした。
民泊から撤退したいというご依頼も含め、民泊運営のお手伝いをしているお客様と数多くのお仕事と二人三脚で進めてきました。補助金の申請なども積極的に進め、内装工事など出来ることをやっていました。進めれるところは全てやるぞ、という気概で仕事をしてました。
現在私の持っている物件は、数を減らして1棟のみにしていますが、長期のお客様がたくさんいらっしゃって、数カ月連続で泊ってくれる方も多い状況です。

インバウンド顧客向けのバケーションレンタルについて

Photo by ODAN-NET

バケーションレンタルというと、どうしても日本人のライフスタイルとそぐわない部分もあります。ワークライフバランスや、長期休暇の申請なども、日本と諸外国では異なるので、実態に沿って工夫することが必要だと感じています。
Airbnbでバケーションレンタルを設計する場合は、もう一度初心に還って、コンセプト「暮らすように旅をする」という部分に、しっかりと照準を合わせていく必要があると思います。

世界を視野に入れたインバウンド顧客

タイ、カンボジアへの視察ツアーの様子

海外からの輸入で回っていた資材が国内に流通しづらくなったり、円安の影響もあって、世界的に見ても不動産の価値が相対的に上がっています。ポストコロナ時代は、グローバル経済を学び、意志をもって歩んでいくことが求められています。民泊のオーナーが、世界を視野に入れて「インバウンドのお客様」を取っていくことを考えたとき、本の考え方のみでインバウンドのお客様を取り込もうとしても、彼らの考え方を理解できていない状態では難しいと考えます。

タイ・バンコクの物件

世界のスタンダードを理解するためにも、海外の不動産投資を通じて彼らの考え方や文化、習慣などを理解しつつ、民泊を展開していくことに新たな価値を見出せるのではないか?というのが私の意見です。
「日本にも物件を持っているけど、実は海外にもあるんです」、なんて言えたらちょっとカッコいいですよね。

一般の方が、海外に物件を持つということ

Photo by ODAN-NET

海外に物件を持つことは、プロの大家さんの立場では余りハードルは高くないのかなと思いますが、一般人にはハードルが高いです。その点、民泊でそれを叶えるとすると、必ずしも購入がマストではなく転貸という形で大家さんになることも可能なので、海外不動産投資のハードルがぐっと低くなります。
投資できる条件だったとしても、不動産投資のど真ん中の世代ともなると、その立場から気軽に海外へ視察ということが難しいかもしれません。
そこから一歩、同じ条件の個人投資家より先に行くなら、海外不動産投資を通じて世界の活きた市況を知ることは大切です。投資した先の国のことをより深く知ることで見分が広がりますし、投資したことをきっかけに行動半径も広がります。是非チャレンジして欲しいです。

エアーグローバルエージェンシーとの関わり

民泊黎明期の地元北海道で、近江さんとセミナーをコラボ開催したことをきっかけに、実務でも協業する機会が増えました。私は初心者向けのセミナーを開催することが多いのですが、近江さんはグローバルな視点で、投資目的のお客様などに対して、民泊の魅力を発信するというセミナーを開催しています。

エアグローバルエージェンシーと新美さんが共同開催したセミナーの様子

近江さんからは、世界に通用するAirbnbとは何なのか?というお話などをしていただき刺激を受けました。お互い抱えている顧客の層が異なるので、コラボレーションした際にお客さん同士も交流が生まれ、シナジー効果があり、とても感謝しています。これからも引き続き積極的に関わっていただけたらと思っています。

セミナー開催時のa-style取締役社長 新美明菜さん

 

【会社情報】

会社情報 | a-style株式会社

 

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