海外不動産空室対策、理想のワークフロムホームをバンコク人気エリアで実現。FIRE後の豊かな生活を加速するマンスリー活用とは?
海外不動産に関わるビジネスパーソンとして日本でご活躍されていたNさんは、2020年にFIRE(早期退職)をされ、現在日本国内外に物件を保有し、資産運用をされています。近年、賃貸からAirbnbなどのマンスリーにされた不動産も多くあり、不安なくFIRE後の豊かな生活を楽しまれています。開発の経緯について伺いました。
海外不動産と関連のある仕事を始めたきっかけ
私の海外生活初体験は高校時代に遡り、オーストラリアに留学したことがはじまりでした。その後、アメリカでの大学留学経験を活かしアメリカでの就職を希望していましたが、当時9.11などあり、世界情勢が大変不安定な時期で、米国で外国人へのビザの発給が縮小されたころと重なり、一度は海外移住を断念。日本で内定をいただいた不動産会社で働き始めました。そこでは外資系不動産ファンド会社が保有する賃貸マンションを管理運営するアセットマネジメント部門に配属となり、英語を使って日々の業務を行っていました。
その後転職を経て、アメリカの不動産を日本人顧客向けに販売し現地プロパティマネジメント会社を管理する仕事に携わります。海外(主に米国)の不動産を日本人のお客様に向けて販売する会社で働くビジネスパーソンとしてキャリアを築く中、当時から東京、神奈川、大阪など日本国内で不動産購入をし、賃貸業を運営。2020年の年末にFIRE(早期退職)をしました。
賃貸業の大家さんからマンスリー運営へ
現在は日本の既存物件を賃貸からマンスリーに切り替えたり、新たにASEAN地域への不動産購入及びAirbnbへの活用をしています。コロナが終息してきた2022年の夏から秋口にかけては、すでに持っていた物件のうち、関東に保有する戸建ての物件をアレンジしたり、マーケティングを強化したりするなど、インバウンド顧客様用に積極的にテコ入れをしていました。
バンコクの海外不動産の購入とマンスリー活用
海外の不動産投資は、2017年に、タイのバンコクにあるプレビルドコンドミニアムを購入するところから始まりました。まずひとつは、BTSのサムローン駅近く。ターミナルステーションのベーリング駅から新路線が伸び、とても便利になったエリアです。
2019年に2つ目の物件を購入しました。トンロー駅南側の、スクンビット36、いわゆる”日本人街”と呼ばれるエリアの中心地で、日本人駐在員に人気のところです。この辺りはインターナショナルスクールやナーサリー(幼稚園)などもたくさんあり、ファミリーで住むには安心感がある場所です。こちらの物件は、竣工がコロナ禍の2021年の年末だったため貸し出す準備も思うように進まず、実際にマンスリー賃貸として稼働を始めたのは2023年の3月になってしまいました。しかし実際にAirGrobalAgency様とコンタクトを取らせていただいたのは2022年の年末からですので、諸々のセットアップをご協力いただきたい旨お願いしてからは現地のスタッフの方々の献身的な働きもありとてもスムーズに開業に至りました。
ワークフロムホーム物件の需要
私は、既に日本で通常賃貸とマンスリー物件の、両方の運営実績があったので、お客様の需要はそれぞれ別であるということも肌で感じていました。
マンスリー物件は、他のリスティングからの差別化を図る工夫も必要です。現在、マンスリー物件の中でも、デジタルノマドワーカー向けワークフロムホームスタイルの物件は、注目されているもののひとつと考えられます。市場が盛り上がる中、とりわけAirbnbのワークフロムホーム案件は、競合他社が乱立しているからこそ、より一層きめ細やかなサービスの差別化が求められています。
タイは中進国で、バンコクはASEAN随一の成長目まぐるしい都市です。その息吹を肌で感じながら、ワークハードで快適な生活をされたい方は、日本人に限らず多くいらっしゃいます。そういった方々に向けた使い勝手のいいお部屋がどんどん開発されれば、Youtuberやエンジニア、実業家、投資家といった仕事を持つノマドワーカーの参入の敷居も下がります。海外移住をして、より良い環境でやりがいのある仕事にチャレンジできる。その環境作りに携わることは、国際社会での貢献に繋がるとも考えています。
数字で見る海外マンスリー
コロナ禍後は、とりわけマンスリーの投資利回りの高さが注目されています。実際、私がバンコクに所有している物件も、一般賃貸とマンスリー賃貸物件では大きく異なります。おおよそ2倍から2.5倍のベネフィット(✳︎同物件の月額通常賃貸料との平均比較)がありました。
海外マンスリー物件に対する顧客ニーズ
Air Global Agencyは、家具やアメニティーの要求が非常に高いのですが、費用対効果はあると感じています。同社から有効なアドバイスをいくつか受け、相談後、広々としたワークデスクやワークチェアー、パソコンモニター、その他には乾燥機等の設置などを決定しました。実際マンスリー物件の賃料も上昇基調で推移し、売り上げに繋がるファクターであったと感じています。
海外のマンスリー物件はお部屋を使う顧客層が日本人のみならずグローバルなので、そもそもバックボーンになる文化が違います。彼らの顕在ニーズをしっかりと反映する必要があるのです。一般賃貸しか扱わない日系の不動産業者は、その辺は容易に気づきにくい部分かもしれません。
AirGrobalAgencyの近江さんとの出会い
AirGrobalAgencyの近江さんとは、マンスリー運営の経営者の会で知り合いました。私自身、バンコクのコンドミニアムに関しては一般賃貸よりもAirbnbなどのマンスリー運営で収益化を図って行きたいという、ちょうど過渡期の頃に知り合いました。以来、経験と知識が豊富な近江さんとは気の置けない間柄です。
コロナ禍の煽りで未稼働の物件を保有していましたが、2022年の2月に、バンコクにてマンスリー運営の勉強会並びに物件見学ツアーがあった際、その合間に該当物件を見にきていただきご対応いただきました。迅速対応に助けられ、以来、物件の実際の物件の実際のセットアップ並びにリスティングの作成他、運営代行会社として、チェックインチェックアウトのご案内やクレーム処理までを担当してもらっています。
近江さんは、海外物件を多数開発してきたからこその視座の高さを持ち味に、この分野に関してエキスパートであり、しっかりと仕事を進められているなという印象を持ちます。私自身も近江さんの掲げるコンセプトに共感し、協業を決めました。これらの物件については無事に運用を進めることができて大変満足しており、近江さん並びに現地スタッフの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
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