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レガシーな民泊管理業界を突き抜ける!ブログ発信で起業、民泊管理バンク高橋 拓真代表にインタビュー

民泊管理バンクの高橋代表は、民泊の前身となるシェアエコノミー「カウチサーフィン」を自宅ではじめたことをきっかけに業界に参入。ブログからの集客を経て、昨年民泊管理業界で起業されました。優良民泊管理会社へ躍進すべく歩みを止めない姿勢を貫く高橋さんのヒストリーを伺いました。

生い立ちと会社設立までのあらまし

私が現在の会社を始めたのは、今から1年前の2023年1月で、現在2期目の出来立て企業ですが、元々は6年前に始めたAirbnbのオーナーがビジネスのスタートです。

私は日本の岡山県出身で、高校生時代にオーストラリア留学し、英語を身につけました。留学から帰ってきてからは、語学力をキープするために英語が話せる人とコンスタントに関わりたいと思っていたのですが、地元はとても田舎です。気軽に外国人と英会話ができるような環境は全くありませんでした。

「今いる環境でどうすればいいか?」を真剣に考えて、実家で外国人向けの”カウチサーフィンサービス”を始めました。当初はバックパッカーの受け入れ先として無料で提供し、英語で会話し、ゲストと一緒に岡山城などの観光地を回ったりするのがとても楽しかったです。

その後高校を卒業して進学のために上京するのですが、その際に、親から「兄弟もいるから仕送りを十分に出せない」といわれ、ある程度の金額を自活する必要に迫られました。

私はカウチサーフィンのサービスで得た経験を活かせないかと知恵を絞りました。そこで、鎌倉の2LDKの部屋をAirBnBのプラットフォームでサービスを有料化することにしたんです。無事顧客を獲得、自分の力で生活費を捻出できるほどに収益化し、それが私のビジネスの原点となりました。

ブログ発信でビジネスを加速

その後は民泊新法ができたり、民泊をめぐる環境は様変わりしたりしました。その変遷やノウハウをブログに書いて公開していました。

基本的に当時、ブログを通じて請け負うのは、住宅管理業者の手続きをする管理業者の名義貸しと、リスト管理のみ。それ以外は全部ご自身でやっていただくスタイルのサービスをブログ集客のみで集めていました。とにかくお客様にとって最適解を出すことにフォーカスしていた時期です。

私は、ブログに「民泊管理業+沖縄」や「民泊管理業+東京」というキーワードでSEOの流入を図るようテコ入れして、結果が出るようになってきたので会社として起業しました。創業以来、弊社は常にお客様ファーストを心がけ、サービスを提供しています。

優良民泊管理会社を目指して 「代行業者としての質」の向上

民泊運営業界は正直に申し上げて、まだまだ玉石混合のレガシーな世界です。

弊社では、やっと今組織体制が整ってきたところで、サービスの質の担保を心がけ、メール対応の質の向上にもかなりのリソースを割いています。先を見越したサービス提供を目指して切磋琢磨しているところです。

数ある代行業の中から、わざわざうちを選んでいただいているので、一歩先のサービスを提供したいという一心で取り組んでいます。問い合わせから顧客獲得へ繋がるコンバージョン率をできる限りあげていければ、と考えています。

「会社の質」の向上に向けて

先日、弊社は池袋にある自社民泊のM&A(事業譲渡)を行いました。

M&Aとは、”未来の利益を獲得する”ということです。民泊を一旦運営してから事業譲渡すると会社としてキャッシュが回るということも経験しました。そこでわかったことは、ほぼ出来上がって利益が出ることが約束された民泊物件は、高額で譲って欲しいという需要が今とても高い、ということです。

民泊をやりたいけど物件数が足りないというオーナー様に向けて、価値が高い事業自体をお譲りするという方が、価値が高いという感触を得ています。質の高い民泊をたくさん作るきっかけにもなり、会社の力にもなるので推進していきたいです。

時代と時流に沿って動く

弊社はビジョナリーな理念や理想に向けて何かをやっているというよりは、時代と時流に沿って戦略を考え動いてきました。現在、当社は物件が見つからない方や、利益を最大化できる出口戦略を考えたい投資家さんが増えてきたということで、そこへのアプローチにフォーカスしているところです。

AirGrobalAgencyとの関わり

まず、近江さんは民泊をどう見せていくか?という訴求軸をしっかり見据えている点が素晴らしいと感じています。高級路線の中国人にはラグジュアリーな見せ方を研究されていたりなどなど、”それぞれのターゲットが快適だと思うものを軸に据えて、民泊の企画にしっかり落とし込む”というところを見習いたいです。

どんな企画でもそうだと思うのですが、それをブレずにやり切るということは簡単にできるものではありません。

弊社内でもAirGrobalAgencyの取り組みについて情報共有をしたり、今後増資する際には是非ノウハウを踏襲してラグジュアリー路線を展開していきたいと思っています。

次に、海外展開についてです。カンボジアで2000ドルでホテルが運営できるというお話はとても驚きましたし、今後海外展開をどこから始めていったらいいだろうか?ということについて、相場感や単価感、稼働率などについて、近い将来真っ先に相談させていだきたいです。

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