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北海道・ルスツの高単価バケーションレンタルについて

大阪と和歌山、そして新しく北海道のルスツにも高単価のバケーションレンタルを展開するGlobal Com’s Japan Inc.代表の岸本和也さん。民泊事業を始められたいきさつと、新たに展開予定のラグジュアリー民泊について、事業に対する思いと、その秘策を伺いました。
民泊事業を始めたいきさつ
私は若いころからバックパッカーが趣味です。旅すること、人と出会うことがとにかく大好き。今は経営者として社員を抱えていますが、仕事をするうえでのポリシーは、とにかく自分にとって「楽しいことを継続する」これにつきます。お金だけを追いかけても事業は成長しません。自分自身を駆り立てる「好きなもの」をとにかく大切にしたいと考えています。
当社の事業内容は、土地活用、物件活用(リノベーション、インテリア)など多岐にわたりますが、付加価値をつけるのが主な仕事内容になるので、基本的に0から1をつくる相談をお受けすることが多いです。
「旅する」とは、どこに行くかというのももちろん大事ですが、誰と行くか、どんな人に出会うかということも大切です。思い出として残るのはむしろそちらの部分です。そういった、人と人でしか作れない部分を大切に、自社のサービスも良いものを作っていきたいと考えています。

大阪&ルスツ&和歌山を中心に展開している高単価のバケーションレンタルについて

基本的には「誰もやっていない場所で、誰もやっていないことをやる」ことに重きを置いています。各物件に関しても、毎回毎回ブラッシュアップしていくということを大切にしています。もちろん、一度売れたものをそのままリプレイスすれば、お金儲けとしては手堅いでしょう。しかし、私は常に挑戦を続けたい気持ちがあります。iPhoneをはじめとする世の中に沢山受け入れられているユニークなものというのは、常に現状に甘んじることなくマイナーチェンジをひたすら繰り返しているわけなので、それを踏襲したいのです。物件のデザイン面や、導線部分であるとか、そういったところにこだわり続け、お客様に常に新しい形を提案していきたいと考えています。

ラグジュアリークラスに宿泊して気づいたこと

個人的にはバックパッカー的なリーズナブルなお宿は愛してやまないので、常に情報をチェックしています。しかし最近は、経営者としてある程度経済的余裕を手にしているのと、自分自身の勉強も兼ねて10万円以上のお部屋に宿泊する機会も増えました。私がラグジュアリークラスのホテルを利用する際は、誰でも名前を知っているような外資系大手のホテルには泊りません。自分にとってはサービスが大袈裟に感じられる部分もあるので、あえて外しているのです。むしろ一棟貸しや地方にある老舗ホテルを利用することが多いです。
バケーションレンタルのラグジュアリークラスを利用するお客様の視点で、シビアに各ホテルをみると色々と気づくことがあります。まずこのクラスの方々は「時間を無駄にしたくない意識が高い」ということです。アーリーチェックインやWifiパスワードの簡素化など、細かな気遣いがあると満足度は高まります。一方、いくら最新型の洗濯機を導入してあっても、分厚いマニュアルをみないと全く使い方がわからないような状態、単なる「モノ」に囲まれた環境だと一気に幻滅してしまいます。経済的自由を手に入れれば入れるだけ「無駄を省きたい」という思いは強まるのだな、と感じます。こういったユーザー体験を通して、自社で扱うサービスを企画する際にも、無駄を省いてくれる機能により多くのコストをかけるようにしています。

北海道ニセコの今とこれから

北海道のニセコは、私が初めて行った10年前と比べて激変していることに驚きを覚えました。ニセコで受けた衝撃は以前中国の深センに行った時に受けた衝撃と似ています。ご存じのように深センは7,8年前に既にキャッシュレスが当たり前になっていました。現在2023年の日本の状況と酷似しています。外資が入って急激に街が様変わりするニセコに、近い将来ここに迫りくる変化を予見した気持ちでした。ウインタースポーツは基本的にリピーターさんが多いです。スキーもスノーボードも何年もやらないと上達しないので、お金もかかるし、その年のユーザー体験が如実に来シーズンに影響します。いまニセコはどこに行っても人が込み合って大変な状況です。私はタイムパフォーマンスが低いものがとにかく苦手で、行列に待つことが何よりも嫌いです。特に旅先では時間を無駄にしたくありません。私と同じ考えを持っている人がニセコを利用するうえでは、待たされることがかなりのデメリットと映るでしょう。

ルスツの魅力

ルスツはニセコと同様パウダースノーでゲレンデの広く、スペック的には遜色ない中、知名度が低いというだけであまり人が居ません。1ユーザーとしては、断然ニセコよりルスツの方が素敵に感じられます。
一方ニセコは一泊10万円の部屋も今は込み合っていて、それ以上の20万30万円のお部屋も埋まっている状態。そこまで跳ね上がっているなら、いっそのことルスツに10万円クラスの物件を新設したほうがお客様のためにもなると判断し、ルスツの企画を進めました。私はニセコから多くのお客様がルスツに流れていると踏んでいます。
長期的に見てもルスツの土地の単価は間違いなく上がっていくので、投資家的な観測で言っても、これからもっと伸びていくでしょう。

これからのルスツは「美味しい食事ができる宿」がテーマ

今残念ながらルスツには、ウエスティンホテルやルスツリゾートなどの有名ホテルが隣接エリアに美味しいレストランがある程度で、それなりの食事ができるお店の数自体もそんなに多くありません。
今後弊社で企画しているルスツの10万円のラグジュアリークラスのお部屋は、とにかく「美味しい食事」が提供できる宿を作りたい、と考えています。具体的には、出張料理人を手配出来るプラン等を設計したいと構想しています。私自身、食へのこだわりが強く、特に海外の宿泊先を利用した際、美味しいご飯が出てくるところというのは大変印象に残っています。温かくて美味しい料理が出てくる宿はそれだけで幸せが広がり、また来ようと思わせてくれる魅力にあふれています。

エアグローバルエージェンシーとのかかわり

ゼロイチでものづくりをするという点で、私と近江さんは立脚点が似ています。早口の私に対して近江さんは落ち着いて話されるなど、表立った部分は全然キャラクターが違うと思うのですが、仕事で出したい答えはかなり共通点があると思っています。近江さんは何でも興味あることをとことん調べるところがすごいと思います。分析力はとても私には真似できない点です。ラグジュアリー民泊の企画や運営では良いものを作るべく、お互い情報交換することも多々あります。
2017年以来のお付き合いですが、もっと前からのお付き合いに感じているほどです。切磋琢磨しあえる同志として尊敬の念が絶えません。これからも、どこにもない新しい世界観をもった民泊をお互い企画していけたらと思っています。

 

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