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香川県に外国人投資家も注目のアイランドリゾートVillaがOPEN ! デジタルノマド時代を牽引する 株式会社ジェイトリップ 竹内栄二CEOインタビュー

株式会社ジェイトリップは、旅行業とホテル業を手掛ける企業です。同社の竹内栄二CEOは、学生時代に起業し、早くから業務のデジタル化を推進し業界を牽引してきました。建築学のバックグラウンドを活かし、民泊事業やアイランドリゾートの運営に携わり、近年、小豆島での地域再生やデジタルノマドワーカー向け施設の開発に力を入れています。竹内さんの取り組みや今後のビジョンについて詳しく伺いました。

 起業までの道のりとAirBnBとの出会い

株式会社ジェイトリップは旅行業とホテル業を運営しています。学生時代の起業以来、旅行業を長年にわたり運営してきました。ホテル業は小規模に限定して運営中です。

大学時代には建築学を学び、卒業後はすぐに建築家になるつもりでしたが、ご縁あって旅行業で起業しました。AirBnBはスペイン旅行の際に初めて利用し、当時泊まった物件が建築家の旦那様とインテリアコーディネーターの奥さんが作った洒脱なお部屋に感化され、自分でもやってみたいと思い始めました。ホテル業は、2014年に始めた墨田区のプチホテルが最初の取り組みです。


We are Time Designers!

弊社では「We are Time Designers(私たちはタイムデザイナーです)」をスローガンに、社員一丸となって事業に取り組み、時空を超えて日本の良さを存分に感じられるサービスを提供することを目指しています。

私は人呼んで「4Dデザイナー」という肩書きもあり、空間での過ごし方や時間の楽しみ方を考えることをライフワークとしていますが、えてして日本の旅行会社の対応は訪日外国人に対してチープなサービスを提供しがちです。

例えば、せっかくの「茶道体験」という日本固有の文化コンテンツも、茶道の奥深い精神性に触れる体験ではなく、単に喫茶をする「抹茶茶道」になってしまっている所ばかり。これでは発展性がありません。小手先の紛いモノを極力排除し、本質的な日本文化の真髄に触れていただけるようサービス設計に尽力したいと考えています。

小豆島で恩返しがしたい

私が大学生の当時テニスが流行し、それを単にスポーツとして楽しむだけでなく、アフターテニスの時間を楽しく過ごせるレジャーが人気上昇の気運でした。

小豆島を”テニスリゾート”として盛り上げることができないかとテニス&海水浴ツアーを企画しヒット。それをきっかけに弊社を起業しました。

小豆島という場所は、お遍路さん向けの宿が多くありますが、夏は宿泊客が少なくオフシーズンになります。これを学生向けにテニスリゾート宿泊所として案内したところ大人気となり、一回の企画で1000人以上が参加しました。

企画の成功により、私は縁もゆかりもないはずの小豆島の地域の方々に一目置かれることとなったのです。私はビジネスコミュニケーションの基礎を小豆島の方々に学ばせていただきました。今はその恩返しがしたいという気持ちが強くあります。

 小豆島を世界標準のデジタルノマドワーカーの聖地として

現在、世界的にデジタルノマドワーカーが増え、富裕層をはじめとして一般化していますが、彼らの実態に即した物件やサービスを整備することが必要です。デジタルノマドワーカーは、基本的に世界基準の快適さを求めています。

そんな中、弊社は1998年頃から社を上げてデジタルノマドワーク戦略を敷いている、業界では比較的珍しい企業かもしれません。弊社理念は、牧本次生さんの影響を強く受けています。彼の「デジタル革命」(96年日経BP社)「デジタル遊牧民」(98年工業調査会)などの著作に感銘を受け、業務の土台としています。

日本の行政は、ワーケーションを促してデジタルノマドワーカーに利用してもらい、空き家問題と一緒に解決しようとしています。しかし、そのような小手先のレガシーな作戦では実際に働くノマドワーカーの需要に必ずしも即しません。弊社はこれを解決する使命感を持って、開発にあたっています。

地域に根ざしたNPOで社会貢献

現在、以来、小豆島とご縁が深まり、現在は各種事業のほか、アイランドリゾートという地域に根ざしたNPOも運営しています。

小豆島というロケーションは単なる外国人の移住先としては賛否両論ありますが、地方は手付かずのままが良いと考え、島国根性丸出しで外部の人々へのアプローチに消極的では、現状維持はおろか今後の発展は難しいと考えます。

弊社が小豆島で開発を進めているのは、島の方と外国人が積極的に触れ合う場所。しっかりとした施設を作ることができれば、地域のインキュベーターとなり得ると考えているのです。

香川県の小豆島のVilla 外国人投資家へのアピールポイント

エンジェルロード香川県の小豆島は、羽田空港から約2時間で到着できる動線の良さも魅力的です。近隣にはアートとゆかりのある直島もあります。

小豆島の坪単価は東京の一等地の約30分の1で、駐車場も口約束で取引できるほどの、のどかな環境です。日本は全体的に安全で快適ですが、東京や大阪、京都の投資効率はさほど高くありません。地方に魅力的な場所を見つけて、いち早く投資することが重要です。

香川県にはエンジェルロードという観光スポットがあります。干潮になると海面に道が開ける、風光明媚な場所で、その自然の神秘的な様子を一望できます。また、壷井栄の小説「二十四の瞳」の舞台であり、瀬戸内海ののんびりした島の魅力を存分に感じられます。

 AirGlobalAgencyとの繋がり

近江さんに実際会う前は、インバウンドに精通したすごい方という印象だけが先行していました。しかし実際はとても気さくな方で、私自身もノマドワーカーであることから話題の共通点も多かったです。

ビジネス面では、自分が欲しいサービスをありのままの形で提供して良いのだ、ということに背中を押してもらった感じがありました。

小豆島での共同プロジェクトが始まった背景

2023年4月に、インバウンドに焦点を当てたホテル建設プロジェクトを小豆島で開始しました。近江さんのアドバイスを受け、欧米流の各部屋水回り完備のスタイルを取り入れるなど、さまざまな変更を加えました。2024年8月8日にオープン予定です(✳︎取材時)。

副寝室には遊び心を取り入れ、五右衛門風呂を設置しました。これは古き良き日本を追体験できる仕様になっています。近江さんと話すうちに、弊社の既存物件のリニューアルに関してもアイディアが次々と湧いてきました。これからも温故知新を感じられるよう日本の良さを再発見できるようなインテリアを打ち出していきたいと考えています。

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